個人事業主の法人化分岐点は?両方もあり?違いを解説

起業するとき、個人事業主になるか法人にして社長になるか、悩みますよね。

個人事業主と法人では税金面や社会保険の面で大きな違いがあり、事業によって向き不向きがあります。

会社員を続けながらの場合、個人事業主が良いか?法人化した方が良いか?その辺りもご紹介しています。

ということで、今回は個人事業主と法人の違いやそれぞれのメリットについて調べてみました。

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個人事業主と法人の違いは何だろう?

個人事業主と法人の違いはこちら。

税金

  • 個人事業主:収入(売上)-経費=所得←ここに所得税がかかる
  • 法人:収入(売上)-経費-給与(←ここに所得税)=所得←ここに法人税がかかる

個人事業主と法人では認められる経費の幅が大きく違います。

また、所得税は累進課税、一方法人税の税率は最高で23.9%です。

ただし、赤字の場合、所得税は0ですが、法人の場合は均等割7万円の法人税が課税されます。

赤字決算

個人事業主(青色申告)の赤字繰り越しは3年まで、法人は9年です。

設立手続き

個人事業主は開業届け(白色申告の場合は出さなくてもよい)と青色申告承認申請書を税務署に提出します。

開業のための費用は0円です。

法人は、登記登録や定款を作成しなければいけません。

設立のために数十万円かかります。

また、廃業時も解散登記や公告などが必要(数万円)です。

会計処理、決算

個人事業主の決算は12月で、確定申告が必要です。法人は決算の時期は自由に決められますが決算書が必要です。

社会保険

個人事業主は国民年金、国民健康保険で全額自己負担、所得から控除できます。

法人では社会保険に加入することができます。

従業員分の社会保険の半分を会社が負担しなければいけません。

社会的信用

社会的信用は、法人にもよりますが、個人事業主よりも法人の方が上でしょう。

資金調達は法人の方がしやすく、また求人を出すとき「社保完備」と記載できるかどうかも大きなポイントです。

個人事業主のメリット

個人事業主のメリットは?

 

  • 確定申告が簡単
  • 開業にお金がかからない、開業手続きが簡単
  • 従業員の社会保険を負担しなくてよい

 

個人事業主は、事業所得として確定申告を行います。

青色申告の場合は複式簿記、白色申告は単式簿記です。

確定申告が簡単なのは白色申告ですが経費などの控除額は青色申告の方が大きいです。なので、ある程度収入がある場合(100万円以上)は、青色申告の方がよいです。

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法人のメリット

法人のメリットは?

 

  • 経費などの節税効果が大きい
  • 給与や退職金が経費になる
  • 社会保険に加入できる

 

収入(売上)が大きければ大きいほど、法人のメリットは大きくなります。

認められる経費の範囲が広いですし、法人税と所得税の税率が異なるからです。

法人税は収入がいくらになろうと、最高23.9%です。

一方の所得税、こちらは累進課税です。

収入から経費を差し引いた金額が900万円~で33%、1800万円~で40%、4000万円~ではなんと45%、およそ半分が所得税で持って行かれてしまうのです。

個人事業主の法人化の目安は?

定款

 

収入(売上)が数百万円までは個人事業主、1000万円を超える、あるいは大きな投資を考えているときには法人の方がよいです。

個人事業主として開業届けを出して法人も設立するということもできます。

ただ、節税のために、同じ事業を個人事業主と法人に分けるのは、税務署に目をつけられる可能性が高いです。

また、本来は法人(会社)の売り上げになるべきところを社長が自分の懐に入れたとなると、会社法など他の法律に抵触する可能性があるので注意が必要です。

まとめ

以上が、個人事業主と法人の違いやメリットについてでした。

個人事業主は開業手続きや確定申告が簡単ですが、収入が増えると税金面で法人よりも損してしまいます。

また、資金調達や従業員を雇いたいときには法人の方がやりやすいことが多いです。

法人は税金面でメリットがある一方、開業にお金がかかりますし、もしだめになったとき、廃業するにもお金がかかります。

生半可な気持ちで法人を設立するのはやめた方がよいですね。

また、会計や税務の知識がない場合は、税理士を雇うことが多いです。

節税できた分は税理士へ、なんてこともあるので、収入が少ないうちは個人事業主の方がよいかもしれません。

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ご存知の方も多くなってきましたが、私は日中は会社員をやっています。

ただ、会社員の仕事も副業の1つと考えていて、それとは別にネット関連のビジネスを複数展開しています。

売上(収入)は会社員の給料を有に超えているので、法人化した方が税金面は得だと思いますが、現在は開業届を出して個人事業主で法人化はしていません。

1つの会社の仕事だけだと、将来的にリスクがあるのは確かです。

ただ、ネット関連の仕事で会社員の給料を超えた程度で、法人化するのは今のところ考えていません。

あなたがもし、副業の仕事を法人化した場合、会社名が知られるとそこから検索して、あなたが代表者であることがバレるリスクが高くなります。

法人化することで、誰でも法人登記簿を閲覧することが可能となるからですが、そういったリスクも考えて、ビジネスは展開した方が良いですよ。

バレないリスクを0にすることはできませんが、長い自分の人生を考えた時に、会社員だけをするのはリスクの固まりだと思います。

なので、会社規定で副業禁止としていても、会社とは別の仕事をやってご自身のスキルアップは図るべきです。だって、会社が将来的に存続し続けるとは思えません。

その時、確実に今よりあなたは年を重ねていますよね。転職先がすぐに見つかる年齢や、あなたのスキルを欲しがる企業がたくさんあるなら良いですがね。

そう考えると不安なので、ネット関連の仕事で資金を集め、時期が来たとき法人化する。

私は今すぐでも会社なんて辞めて、自分で法人化してビジネス!と考えるのですが、焦りは禁物!!

あらゆるリスクを天秤にかけて時期を見ています。

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